御射山公園危機       
平成19年6月5日更新  ←クリック
                                             
                                    

今、京都市により御射山公園が3年間閉鎖されようとしております

御射山公園の地下に駐輪場を建設すると言うことは半年ほど以前から知らされておりま
したが、平成19年4月1日の工事開始直前である3月6日に地域住民へのその詳細説明
会がありました。


 御射山公園(京都市中京区東洞院六角下がる御射山町)が、モラルの欠如している方た
ちの迷惑駐輪のために、地下駐輪場を建設することとなりその為の工事期間3年に渡って
閉鎖されることとなるそうです。

この駐輪場建設計画は、「歩いて楽しいまちなか戦略」と言うまちつくり構想の中の一つで、
自転車、バイク合わせて1、280台収容出来るもので御射山公園の地下ほぼ全域にわたっ
て地下構造物が作られる予定です。

地下駐輪場が出来ることによって付近の迷惑駐輪がなくなることは、大変良い事と思いま
すが、その為3年間にわたり御射山公園が閉鎖、利用できなくなると言うことは非常に地域
住民にとって耐え難いことであります。

 また50数年育った樹木を全部伐採して新たの別の樹木を植えると言う説明を受けましたが、
実際元通りになるかどうか大変心配なところです


5月9日午前11時過ぎ 高倉小学校の児童がタンポポの観察をしています




御射山公園


御射山公園を先ずはご覧下さい http://omo2.miemasu.net/Top (カメラ設置)

現在京都市長宛の嘆願書への署名を開始いたしました
ご賛同していただけます方は嘆願書をプリントアウトして

604−8147
京都市中京区東洞院六角下がる御射山町285
御射山公園愛護協力会  丸橋二郎までお送り下さい


「子どもを共に育む市民憲章」  ←クリックして下さい
 京都市は、2月5日に上記の市民憲章を制定しました
内容は今回の御射山公園対する取り組みと全く相反しております。
説明会ではいとも簡単に「公園を3年間閉鎖致します、樹木も全部伐採します」
等とどうして言えるのでしょう。
  京都市は、表向きには良い事を並べて、実際は言葉とか見た目だけ良くなる事しか
望んいないと考えてしまいます。
  「子どもをともに育む市民憲章」はいったいなんだったのでしょう、京都市子どものた
めの市民憲章懇話会会長藤原勝紀様はじめ委員の皆様また「人づくり21世紀委員会」
皆様にもどの様に説明が出来るのでしょう。
  制定に当たって、宝ヶ池の国立京都国際会館において2,800人の市民の参加を得
て「市 民憲章」制定記念の集いまでされております。
 「舌の根も乾かぬ先に」という言葉そのままと言ったところでしょうか、京都市子どもの
ための市民憲章懇話会会長藤原勝紀様はじめ委員の皆様また「人づくり21世紀委員
会」皆様に、是非ともこの事実を見ていただきお考えをいただきたいと思っております。
   
  
市民憲章とは、何物にも犯されることのない基本理念を
表現したものと考えるのは間違っているでしょうか 



    
   
1) 御射山公園とは

2) 地域の子供たちの危機

3) これだけの規模が必要か?

4) 嘆願書署名状況(集計中 6月5日現在4.581名)

5) 御射山公園の四季

6) 京都市との話し合い  

7)
 中京区 区民の誇りの木  

8)  各地駐輪場事例


私たち地域住民の多くが、御射山公園で遊び、社会経験のスタートをを初めとして
そこに来られる大人の方々に色々な事を教えていただき、見て学び、またそれを
次世代へ反映させており、御射山公園を利用する多くの子供の豊かな心を育む
大切な要因を担っております

しかしながら、御射山公園の大きな役割は、地元の方の憩いの場であることは勿論、
子供が生まれて少なくとも小学校を卒業するまでは、その子供達の内面を大きく豊かに
育ませる基であります。そして大人と子供どちらも存在すると言うことがとても大切な
ことと考えます。

 そのような公園を、大した事前調査、事前連絡もなしに地域へは工事開始の25日前
隣接小学校(高倉小学校)には、17日前と言う直前に、3年間の閉鎖することを通達す
ると言う行為は誠に非常識なことと思います。

京都市は、なぜそのような重要な役割を持つ御射山公園をいとも簡単に50
数年かかって育った大木を伐採、また地元の方に憩いの場であるところ、そし
て最も重要である、子供たちの成長の場を3年もの間閉鎖すると考えられるの
でしょう。

 桝本京都市長は、京都市教育長を務めた方でもありますし、子供たちの成長
には大きな関心があると思います、もしや、そのあたりのことが伝わっていない
のかとも考えております。


 しかしながら、現在のような状態では、見た目だけ良くなることを望んで、内面
的(心)なところはどうでも良く、工事内容を一番早く知らせたのが工事開始の25
日前と考えると、子供の成長、地域住民の気持ちには全く無関心のまま計画され
たとしか思えません。

 これから育つ地域の子供達を軽視、無視、地元の方々の日々の生活も同じく、
軽視、無視してよいまちつくりなど出来るはずがありません。

迷惑駐輪をしている不心得者のために、御射山公園の3年間閉鎖と言うことで
(埋蔵物発掘調査によっては延びる可能性もあります)戦後この公園があることに
より多くのよき歴史が中断されることは、余りにも大きな痛みとなり、見た目きれい
なだけのものと比較しようがありません。

 私たちは、決して駐輪場の建設を反対しているのではありません、迷惑駐輪が
なくなることは良いことと思っておりますし、建設するに当たって我慢しなければなら
ないところは我慢する所存です。

 今一度、建設方法、工期、大きさ、50数年の樹木の伐採等について、再検討をして
工期が長くなっても、子供達の成長場所、地域の方々の憩いの場所を確保しながらの
建設をしていただきたいと思っております。






*
当ウェブサイトは 御射山公園愛護協力会 会長 丸橋二郎の責任下にあります。
       604−8147 京都市中京区東洞院六角下がる御射山町285

                                             丸橋二郎

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